地方にはその特性を表す様々な銘菓がありますが、
伊勢で有名な銘菓に赤福があります。
お伊勢詣りの土産の定番として、一度は口にしたことがあるお菓子ではないでしょうか。
今回は、私が一番好きな銘菓、いや好きな食べ物「赤福」をご紹介します。
赤福とは
赤福は、一口大の白い餅の上に、こし餡をのせた餅菓子です。
形は伊勢を流れる五十鈴川をイメージしています。
お餅が川底にある白い小石、こし餡が五十鈴川の清流を表現し、独特な形が目を引きます。
赤福は、およそ３００年前に誕生しましたが、今とは違い、塩餡や黒砂糖の餡だったそうです。
現在の赤福になったのは、およそ１１０年前に昭憲皇太后さまのお口に合うように、白砂糖の餡になりました。
白砂糖の餡の赤福が昭憲皇太后さまが気に入り、「ほまれの赤福」として現在に引き継がれています。
赤福のこだわり
赤福は「なめらかなこし餡」「柔らかいお餅」「上品な甘さ」が多くの人を魅了しています。
①なめらかなこし餡
こし餡で使われる小豆は、すべて高品質な北海道産。
小豆の皮を取り除き大量の水で炊くことで、不純物もしっかり取り除かれています。
その後、餡を超すことで、なめらかなこし餡が出来上がります。
②柔らかいお餅
お餅は、もち米に十分水を含ませて、蒸してから餅をついています。
つきたてのお餅に砂糖を混ぜて、練り上げることで柔らかい食感が生まれます。
原材料はもち米と砂糖のみといたってシンプル。
時間が経っても硬くなりにくいように、もち米のみを使用します。
うるち米が混入しないように、もち米専作団地で栽培されたものを使用するこだわりよう。
もち粉を使っている餅菓子が多い中、もち米をついた柔らかいお餅が食べられることは、とても贅沢な気持ちになります。
③上品な甘さ
お餅やこし餡で必要になる砂糖は、結晶の大きさ、糖度の高さなど細かい基準を設け、
赤福に合う砂糖を使用します。
有名だけれども伊勢に行かないと食べられない？
赤福は、有名なのでどこにでも目にするイメージです。
実は、食べたいときにすぐに手に入るものではありません。
無添加であるため、消費期限が製造日を含め、夏場は２日間です。
製造日の次の日が消費期限となります。
お取り寄せしようにも、消費期限に間に合わない可能性があり、お取り寄せはできないそうですよ。
手に入れるには、伊勢近郊の直営店や期間限定の出店で購入するしかありません。
今回、私の愛してやまない赤福について、ご紹介しました。
少しでも、赤福の魅力が伝わると嬉しいです。
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この内容は、「みんなのカレッジ Webライターコース【初級】」での課題で製作しました。
自分の好きなものを紹介するということで、赤福を選びました。
いつもより、かなり短い記事ですが、頭を抱えて生み出した苦労作品です。
しかも、当初は別のテーマで書いていたのですが、
信頼に値する情報源が見つからず、断念しました。
今回苦労したのが、こそあど言葉を使わず表現すること、
文末の表現が同じにならないようにすることが、困難でした。
添削してもらい、書き直したものを載せました。
決して上手な文章ではありませんが、
これから少しずつ上達していけるように努力していきます。
