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【意外に知らない?】オルカンって何?

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NISA制度が拡充され、2024年3月末時点で2300万口座を超えたようです。

SNSでよく目にしますが「投資初心者はオルカン一本」

私もオルカンを毎月積立投資していますが、人に説明できるほど中身がよくわかっていません。

今日はオルカンがいったいどういう金融商品なのか、

なぜオルカンがいいのか、調べていきたいと思います。

何も知らないのに、投資するなという声が聞こえてきそうですが、今日勉強するので許してください。

オルカンって何?

結論から先に申し上げます。

<ファンドの目的>

日本を含む先進国および新興国の株式市場の値動きに連動する投資成果をめざします。

<ファンドの特色>

①MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(配当込み、円換算ベース)に連動する投資成果をめざして運用を行います。

②主として対象インデックスに採用されている日本を含む先進国および新興国の株式等 (DR(預託証書)を含みます。)への投資を行います。

③原則として、為替ヘッジは行いません。

https://www.am.mufg.jp/三菱UFJアセットマネジメントより引用

です。・・・・ちょっと何言ってんだかわからないんですけど。

ということで、もう少しわかるように説明していきます。

ファンドの目的

ファンドの目的は日本および先進国、新興国の株式市場の値動きと同じように投資成果をめざしていきますという意味です。

オルカンとはオールカントリーの略で全世界の株を買っていくということ、

全世界の47か国が投資対象となっています。

MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックスという指数のに動きに合わせて投資をしていきます。

この指数については後述しますね。

つまりは全世界の市場の値動きに合わせるため、分散投資でリスクを低減できるというわけですね。

ファンドの特色は何?

特色①で書いてあるのは、

MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(配当込み、円換算ベース)とは

MSCIはモルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル社の略です。

この会社が株価指数を算出し、公表している指数(インデックス)のことを指します。

さて、この指数が何を指しているかというと、

全世界47か国(先進国23か国、新興国27か国)の大型株、中型株の85%、

約2900銘柄の株価を指数として計算しています。

その中にあの有名なリンゴマークの会社や通販でお世話になるあの有名な会社もふくまれているわけです。

この指数に連動して投資をするということは、必然的に全世界47か国、約2900銘柄に投資をするというわけです。

しかも、約2900銘柄も定期的に更新されていきます。

特色②にあるのは、日本や先進国、新興国を投資対象とします。

DR(預託証書)とは、ある国で取引を成立させるためには株式でやりたいけれども、

取引できる株式がない場合にその代替となる証券のことです。

株式市場で同じように売買されますよという旨が書いてあります。

特色③の為替ヘッジは行わないというのは、今円安傾向にありますが、それは調整しないということです。

オルカンの魅力

オルカンの概要を説明してきましたが、どうしてオルカンが人気なのかがわかってきますね。

①分散投資が広くきいている。

株式投資では「卵は一つのかごに盛るな」という有名な言葉があります。

これは一極集中の投資は危険ですよという意味です。

かごがひっくり返ったら全部割れますものね。

だからこそ、分散投資が非常に大事になってきます。

オルカンは全世界の85%の銘柄があるわけですから、

全世界の景気と共に動いていきます。

ある一社が傾いても影響は小さいですし、さすがにある国が傾いたら…。

これは国の規模にもよりますが、そのときは世界経済にも影響あるでしょう。

②低コスト

ファンドに投資をするにもただでやってくれるわけではありません。

証券会社、販売会社等様々な人が関わるのは想像にかたくありません。

その分手数料がかかり、それを信託報酬率と呼びます。

オルカンと呼ばれている商品はいろんな販売会社から出ていますので、

信託報酬率が様々ですが、一番有名な、そして人気なのは

eMAXIS Slime 全世界株式(オールカントリー)ですね。

信託報酬率はそのファンドの資産額と変動しますが、おおむね年率0.058%です。

大雑把な私からしたら、ほぼただみたいなもんじゃないかと思ってしまいます。

他のアクティブファンド(指数以上の投資を目指すファンド)は年率1%越えのところもあるそうですよ。

それに比べたら、破格の安さですよね。

③複利の効果

オルカンに投資をし利益が出たときは、すぐに手元にお金が来るわけではありません。

その利益を元手にまた投資をしてくれるわけです。

こうして、少しずつ利益が出れば投資を繰り返すことで、雪だるま式に資産が増えていくわけです。

まとめ

オルカンが何かを簡単ではありますが、まとめてみました。

広く分散投資ができて、手数料が安くて、なおかつ複利の効果でお金が増えていく。

株式に絶対はありませんので、必ずうまくいくわけではありませんが、

投資初心者からしたら、変な投資商品を探して投資詐欺に合うより、

オルカンにひとまず預けておいて、地道に積立しつつ、

これをきっかけに投資の勉強をしていくのはいかがでしょうか?