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【お金の勉強】簿記3級を取ってみよう

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こんにちわ。tamacoです。

40代にさしかかり、子どもたちが中高生でそろそろお金がかかってきました。

そのうえ、私が体にガタが来るのか病院に行くことが増えたこと。

そして夫も役職定年となり夜勤も減り、お給料が減ってきた。

ずっと作業療法士として働いてるけど、医療の現場しか知らなくていいの?

新NISAも始まり株式投資を始めてみたけど、

まったく会社の財政状況の資料の読み方わかりません。

簿記って何?

端的に言えば、お金の流れを一定のルールに則って、

帳簿に記入する。

「帳簿入する」つまり、簿記というわけです。

簿記の勉強

簿記の勉強方法

私は簿記をクレアールという通信教育で始めました。

FP3級の時は、ほぼ暗記で乗り切れるのですが、

簿記は計算方法や記入方法など一定のルールがあるので、

独学ではうまくいく気がしませんでした。

それに独学だとなかなか進みません。

FP3級の時に経験済み。

進まなかったおかげで3週間で猛勉強することになり、体調をやや崩しました。

通信教育であれば、一日一単元。

ゴールが見えやすいです。

実際勉強してみた。

実際、勉強してみました。

最初につまづいたのは、貸借対照表と損益計算書。

もう違いがわかりません。意味もわかりません。

そのあと貸方、借方。意味わかりません。

結構、簿記を勉強するにあたり、皆さんここでつまづくようです。

それで嫌になるんだとか。

私も意味が分からず、嫌になるというか・・・

わからないまま、進んだら何となくわかってきたという感じでした。

そんなこんなで4か月ぐらい勉強してきたでしょうか。

その時には私にはわからなくても、楽しいものに変わっていきました。

私の感覚でいえば、謎解きに近い感じ。ヒントはちゃんと書いてあるんです。

あとはルールを思い出して、その通りに記入して計算するだけ。

でもそう簡単には謎は解けません。

簿記はT字型を左側と右側にそれぞれ仕分けしたものを書いていくわけですが…。

家庭のイメージとしては、

例)スーパーに行って食料品1500円分を現金で買うと、

(借方)現金 1500円 /(貸方)食料品  1500円 

例)家賃85000円を口座振替で支払ったとするならば、

(借方)家賃 85000円/(貸方)普通預金 85000円

借方に何を書くか、貸方に何を書くかはルールがあるのですが、

簡単に言ってしまえば、左右が同じ金額になるように書きます。

そのうえで、収入、支出すべて集計しても左右が一致します。

これが実に気持ちいい!!!

だって、左右が一致していれば正解なのですから。

全部集計して左右が一致すると、テンション上がります。

脳汁が出ますよ。

逆に一致しなかったときは、間違い探しをしていくので、

かなり大変な作業なのですが、それこそが謎解き要素を秘めているのです。

(と、私は勝手に思っています)

きっとそう思うには、私はやや理系脳だということなのでしょう。

私は中学~高校1年ぐらいまでの数学は割に好きでした。

(高校2年になって微分、積分がわからなくなったものですけど。)

数学ははっきり答えが出ているので、

自分が出した答えが合っているかどうかがすぐにわかりますよね。

と、私は簿記3級の勉強は割に好きだったのですが、

それでも試験となると、話はだいぶ変わります。

予想問題集を解いても、初見はだいたい5割程度しか点数が取れない・・・。

それでもめげずに頑張ります。

予想問題集を何周もし、ネット上の予想問題もいくつか受けて、

85%ぐらい取れるようになったところでネット試験に挑戦しました。

ネット試験は試験後すぐに採点して結果がわかります。

70点が合格ライン・・・

結果、69点!!!

不合格でした。

あと1点というところで落ちたので本当に笑えました。

試験会場の受付のおじさまも「あと1点でしたね」と気まずい感じでしたけどね。

勉強は比較的好きな方なので、

作業療法士試験、福祉住環境コーディネーター2級、

ケアマネ試験、FP3級も一発合格してきたのに、

初めてかも。落ちたの。(そもそも合格率高いやつとか言わないで)

でも、不思議と悔しさはなかったです。

あー、自分にまだ理解が足りないところがあったんだなぁとしみじみ。

それで再チャレンジしてみてもよかったのですが、

私の最終目標は

と思っていましたので、簿記2級に挑戦しようとしているところです。

現在、簿記2級勉強中です。

3級は商業だけでしたが、2級は工業も入ってくるので、

それなりにボリュームが多く、終わるまで大変です。

まだ、私はしばらくかかりそうです。

結果から言えば、私はまだ簿記3級もない、ただの人です。

簿記を学んでよかったこと。

3級すら合格していない2級勉強中の私が言うのもなんですが、

簿記は勉強していて、本当に良かったと思います。

先ほど、脳汁出て気持ちいいー!とか意味不明な言葉を言っていますが、

実生活でもお金に対しての考え方が変わってきました。

例えば、現金で電子マネーでチャージしたとします。

そうすると、現金は手元から減ってしまうので、

なんとなくお金が減ってしまう感覚になり、

お金がない~という気持ちになります。

しかし、簿記の考え方では

ただ現金が電子マネーに形が変わっただけで、

資産は変わっていないんです。

あとは先ほど例に挙げました

食費や家賃っていうのは、家庭でいう経費ですよね。

食費、家賃、他にも日用品や医薬品、通信費などなど

経費と呼ばれるものは多々あり、それを強く意識できるようになりました。

何にどれだけを費やしているかが、はっきり可視化できるようになりました。

つまりは無駄がどこにあるかがはっきりわかるということ。

他にもお金ではないのですが、自分の時間の使い方も考えるようになりました。

新しいことを始めようとすると、その分だけお金がかかるかもしれないし、

時間もかかるかもしれない。

そしたら、その時間やお金はどこから捻出するのかという視点で、

自分の時間の使い方を考えるようになりました。

他にも経済用語や金融用語もすこしわかるようになり、

税金の大まかな計算方法がわかったり、

ちょっとだけ経済ニュースで何を言いたいのかが、わかるようになりました。

少なくとも、医療の世界で生きてきた私にとっては、

ビジネスの世界を少しだけ見えたということでしょうか。

普段、ビジネスをされている方からしたら、そんなことかと思われるでしょうが、

医療人ってこんなもんなんです。

医療人は基本的に自分から仕事を取りに行くことはしませんからね。

来た人を受け入れる仕事です。

私の今回の内容で、簿記の魅力を十分伝えられたとは思えませんが、

少しでも興味がある方、お金について勉強したい方は

簿記は最適な教材だと思いますよ。